2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
日本書紀を読むかぎりでは、残酷な行為の数々と、死を前にした、人民を思う心との落差に驚かされます。 しかし、歴史を見てみると、自分の周囲の者たちに残酷な行為を行った支配者が、必ずしも人民にとって残虐な支配者ではなく、むしろ、人民にとっては「善…
=「日本のはじめ」物語が、各駅停車なみの速度になってしまいました。 いやあ、すぐそこだと思っていた「大友皇子=李忠」駅までが遠い遠い(笑) 「各駅停車」ついでに、といってはナンですが、昨晩は日本書紀の「雄略天皇」駅に「下車」してうろうろして…
続きますねえ。 今日は全国的に雨の一日だそうで、東京では気温も下がり、日中でも上着が必要なほどの肌寒さなのだとか。 わたしには、この空模様と、日本や世界の(権力をめぐる)空模様が似たもののように思われて、厚く雲に覆われた空を見上げては、ため…
不快な気候が続きますねえ。 風邪をひいたり、体調を崩している人も多いようです。 わたしもあんまり調子が良くない。昨日は市販の風邪薬を飲んで早めに寝ました。 不快といえば、いまの安倍自公政権。 いつまで居座るつもりなんでしょうかねえ。 「弱い者い…
ズバリ、倭の大王家の当主だった『蘇我入鹿』(とされている人物)と、唐帝国第三代皇帝=『高宗』、だと考えます。(蘇我蝦夷は高齢であったため、おそらく隠居(引退)していたでしょう) これ、日本書紀の巻27・天智天皇記をふつうに読んでいても気がつ…
これほど、日本の支配者・支配層(=政府、官僚、国会議員)が劣悪だったことってあるでしょうか? わたしの亡くなった父親が、犬を飼うとき(わたしはまだ小学生でした)、 「犬はな、小さいときから満腹させて育てるとバカ犬になってしまうから、食べ物を…
こだわるかと言うと、明治以降の日本の「支配イデオロギー」というか、「支配体制」を考えるには、この時代のことをしっかり踏まえておく必要があるからです。 日本人は「歴史」を鏡として、今一度、自分の顔を見つめなおすときが来ていると思います。 こう…
王ともめて怒って帰国したことに触れましたが、旧唐書によるとこの唐の使者(=新唐書では高仁表、旧唐書、日本書紀では高表仁)ともめたのは「王子」となっていますから、これは蘇我入鹿ですね。 このとき(631年=日本書紀では舒明3年)の蘇我氏の当主…