何のために生きている?

と問われれば、もっと幸せな人間社会が見たいから

これは政府の出している資料

なのですが =平成26年度版・子ども若者白書

安倍政権にしては、数字を正直に出しているようで、日本の若者(13歳~29歳)の「不幸さ」がにじみ出ています。

 

・・・ひょっとして、年寄りいじめに使えると思ったのかな?(笑)まあ、安倍政権の人たちなら、そういう方向に考えかねない(じっさい、その後の政策を見れば・・・)

トシをとればより不幸になっていく社会に若者が希望を見出せるとは思わないんですけどね。

 

ともあれ、その中に7カ国の比較調査があるのだけれど、ちょっと相手が(日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スェーデン)悪すぎる(笑)こともあってか、ほとんどの項目で日本人の若者が「最悪」。それもダントツで。

 

ちなみにだいたいこんな項目で意識調査をやっているわけですけど、ここでは日本はすべて「最悪」。韓国もさえませんが、それでもすべての項目で日本よりは「良好」のようです。

 

→『自分自身に満足している若者の割合』 『自分には長所があると考えている若者の割合』

『つまらない、やる気が出ないと感じることが多い若者の割合』

『ゆうつだと感じる』 『社会を変えることができる』

『40歳になったとき幸せになっていると考える若者の割合』

『職場の満足度』 『将来に希望を感じている』・・・

 

ところが、日本の若者がトップの割合を示している項目が2つだけあるんですよね。それがこちら

→『自国人であることに誇りをもっている』  『自国のために役立つと思うようなことをしたい』

 

うーーーん。これはどう考えたらいいのか?わたしらの世代だと「絶句」する人が多いんじゃないでしょうか?正直、危機感を感じます。若者から「非国民」と非難されそうですが。

 

ちなみに、この調査の詳細は

「特集 今を生きる若者の意識 子ども若者白書」

www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h26gaiyou/tokushu.html

で見ることができます。whitepaperとあるとおり、政府の作成した「白書」です。