何のために生きている?

と問われれば、もっと幸せな人間社会が見たいから

ニッポンの年金ってどうなんでしょう? 続き

寒さもいくぶんやわらいできましたねえ。

いまは枯れたようにひっそりと立ちつくす公園や川沿いの桜の木も、あと2カ月もしたら華やかに花を咲かせることでしょう。毎年毎年花を開かせて人々の目を楽しませ、感動をさそう桜。

はかないものの象徴のように日本では思われている桜ですが、わたしなんかは毎年春になると必ず花を咲かせる桜の木に、むしろたくましさを感じますね。

これまでの人生で満開どころか花を咲かせたという実感もないわたしにとっては、毎年必ず花を咲かせ、仲間たちとともに美しく豊かな景色を現出させる桜は、「はかない」「あわれ」どころか、うらやましいかぎりなのです。

はぁ ・・・ と「カクッ」ときたところできのうの続き(笑)

「平均貯蓄額」というのはこういうことなんですね。

つまり、同い年の甲、乙、丙の三人の人がいたとして、それぞれの貯蓄額が甲=100万円、乙=200万円、丙=1億4700万円だったとすると、この三人の「平均貯蓄額」は(100万円+200万円+1億4700万円)÷3で、その「平均貯蓄額」は5000万円ということになるのです。

5000万円が「平均貯蓄額」として公表されれば、甲さんや乙さんはどんな気持ちになるでしょうね?  え?甲、乙と丙の貯金額の差が大きすぎるって?いやいや、格差社会ニッポン、富裕層とフツー層・貧困層の差はもっと大きいでしょう。もっともほんとうの富裕層は資産の多くを貯金とは別の形でためていらっしゃるでしょうが。

まあ、こんな「平均貯蓄額」に「甲」ならぬわたしは長年悩まされコンプレックスを抱き続けてきたわけですよ。サルですねー、サル以下ですよねー

そんな馬鹿な若者がいた昔と違って、最近では「平均値」よりも「中央値」というのがそういったことの判断の主流になってきているようですね。