去年のこの日は2018年5月4日のブログも書いているように、東京・有明防災公園の「護憲集会」に出かけたのですが ↓
今年は体調がいまひとつ良くなかったため、部屋で集会の中継を見ながら過ごしました。
メインステージでのアピールやコンサートは相変わらず素晴らしい。
しかし、大勢の人でにぎわう会場の雰囲気を味わえないのはやはり寂しいものです。
なんといっても集会の「本体」は公園に集まった多くの人たち、民衆なんですから。
会場に行くとそのことがよくわかります。
しかし、youtubeの中継映像からは、その雰囲気がもうひとつ伝わらない、
というより、どの中継動画もメインステージに集中していて、会場全体、つまりそこに集った人々の全体像を映さないんですね。
これには、参加者個々の「顔」を写してはいけない、ということは当然あるでしょうが、
しかし、それがないと集会のほんとうの姿は伝わらない。
後ろのほうから会場全体を映すとか工夫していただけたらありがたいのですが・・・
テレビメディアはそういった市民の迫力ある姿は絶対に伝えませんからね。
ツイッターの書き込みを見ると、NHKの7時のニュースは、メインステージでの政党の党首さんたちの映像とそのアピールの一部を流しただけで、
会場はおろか、参加者の数(今年は6万5千人)にも触れなかったとか・・・(ま、例年のことですが)
大メディアが市民、民衆を切り捨てているということが、よくわかります。
それにしても、「上級国民」という言葉がウィキペディアから削除されたり、市民運動が全く無視されたり、
この国の99.9%の市民、民衆がどれほど差別されているか、
あらためて感じる、というか、何度も何度も打ちのめされているんですけどね。
それでも、この国のために、国民のために、民衆のために不屈の精神でがんばっておられる、良識ある人々がまだまだ多いことに心強さを感じます。
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<2019.05.03 平和といのちと人権を!5・3憲法集会 - 許すな!安倍改憲発議>
オープニングコンサート前半
オープニングコンサート後半
キャリア60年近く、さすがのフォーク界の大御所・小室等さんも、
あまりのウヨさんの妨害音に悲しくなってしまったのか、音楽の「利用」について悲観的な言葉を述べておられるが、
街宣ウヨさんは音楽を「騒音」(そうおん)と変え、他者への脅(おど)しや行事の妨害などに使っているので、これは、「利用」というより、音楽に対する「冒涜」(ぼうとく)ではないでしょうか?
悪意に基づく破壊行為を行っている人に対してまで、善意で理解しようとする(として混乱しておられる?)小室さんて、本当に優しい人なんですねえ。
それにしても、コンサート(音楽)を騒音でつぶそうなんて、不粋(ぶすい)の極(きわ)み。ふつうの日本人の美意識からは考えられない行為です。
(だいたい、どこの国の人もそうだと思いますが)
また、このとき後方、大音量で鳴らしているラッパ音は、旧日本陸軍の突撃ラッパで、「デテクル テキ ハ ミナミナ コロセ」などと、戦時中の子どもたちが口にしていたもののようですが、
これも、日本人に対して(国内で)、しかもコンサートつぶしに使うなど、旧日本軍に対する冒涜あるいは辱(はずかし)めになるのではないかと思ってしまったのですが、いかがでしょう?
本集会
クロージングコンサート
開会前の様子と閉会後のデモ行進(豊洲コース)
(お台場コース?)
それにしても、6万5千人の息吹を感じることができなかったのは残念です。
来年はズルせずに(???(^^;))会場に足を運びたい。
そのためにも、今年が最後の護憲集会にならないよう祈っています。
それにしても、会場・・・(うーん)
都内のもっと便利なところで開いていただきたいなァ(笑)
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追:
翌5月4日の東京新聞朝刊です。
左右にまだまだ多くの人がいるんですよね。
とても1枚の写真には納まりきれない。
去年の6万人でもそうでしたから。
それにしても、安倍首相、
「20年改憲施行 変わらず」
とか・・・
有明の集会で指摘されていた事項以外にも、
国連の敵国条項を残したままの改憲など、よく口にできるな、と思いますね。
安倍政権を取り巻く改憲支配層や改憲ウヨさんは、“対日本破壊工作員”としか、わたしには見えません。