になることは疑いないでしょう。
「処刑」してしまえば、すでに「罪」は償われたのだから、オウム真理教をこれまでのように取り締まることはできなくなる。
もしやれば、今度は「宗教弾圧」「人権(信仰の自由など)侵害、抑圧」の問題が出てくる。
それにしても、「教祖」と「十二使徒?」の構図をなんで作り出したのか?ニッポン政府と官僚さんたち。オウム真理教を第二のキリスト教にしたいんでしょうか?
正直、この事件は「処刑後」にいくらでも「冤罪」「宗教弾圧」を主張できる。
彼らを「悪質な政府と陰謀集団」による犠牲者として「殉教者」「犠牲の羊」と位置づけることもできるでしょう。
その「伏線」として、オウム事件直後のオウム真理教が、かなり説得力のアル「陰謀論」を展開、PRしていたことを忘れてはならないでしょう。阪神大震災を「予言」していたとも宣伝していましたっけ。
これは「宗教」としては強い!
ヘンな話で申し訳ないけど、
もしわたしにオウムの「布教」をまかせてもらえれば、2~3年でオウム信者を数十万人規模にする自信がありますよー(^。^;)将来的にはもっと多くの「信者」を獲得できるでしょう。
「在家」中心の組織にすれば、相当なもんです。
これまたヘンな話(笑)
創価学会の「早期」に信者になった人たちより大きな「ご利益」も期待できるのではないでしょうか?
創価学会は明治以降もっとも成功した宗教団体ですが、大きくなったのは戦後、初代会長が獄死(殉教)してからです。創価学会の信者さんたちにとって、やはり、初代会長の「殉教」は大きいと思います。
キリスト教で言えば「教祖」のイエスキリストがキリスト教を大きくしたのではなく、キリスト教を今日のような世界一の信者数を誇る宗教にしたのは、「イエスの死」を基にパウロの築いた「信仰」があったからです。
殉教者まで出した「行」から「信」への転換。これに成功した宗教は間違いなく大きくなる!
またまたヘンな話し、わたしならこういうイラストなんかを使って「布教」しますね
これはべつに松本死刑囚をイメージして描かれたものではなく、イエス・キリストを表現して描かれたイラストをお借りしてきたものです。
しかし、なんと「使える」ことか!
ともあれ、「教祖」と「十二使徒」になってしまう「処刑」には絶対反対です。彼らは生き続けて罪を償うべきなのです。
もし「処刑」したら、わたしは、「政府・官僚には、将来的に日本を破壊する意図があるんじゃないか?」と疑いますね。
何より、民衆がほんとうに納得できる「真相の解明」と、「教祖とその弟子?」たちの「罪」に応じた反省、償い。
それが必要なんですよ。
ストップ ザ 処刑!
あと、これを機に、日本は「死刑廃止」を真剣に考えるべきです。
一生をかけて罪を償う。それが「最も重い刑」でいいじゃないですか。