何のために生きている?

と問われれば、もっと幸せな人間社会が見たいから

どうしてそんなことを

するんですかねえ。ニッポンの政・財・官の人たちは何を考えているんでしょうか?

って 「いったいあんたたちは何なんだよっ!?」

と、怒りたくなりますが、ここは冷静に。ど庶民ひとりが怒ってもどうしようもないですからね。ごまめの歯ぎしり。「怒り」の結果がよかったことはないですし。

前に、「自己嫌悪」と「後悔」は人生の猛毒、と書きましたが、「怒り」も毒の部類に入るでしょう。庶民にはそういった「悪政」「圧政」に対する「怒り」が必要なんだ!という人もいますが。

これほど「彼」「と「われ」に差がついた現代では「怒り」もわが身を焼くだけ。「怒り」が暴走すれば身の破滅にもつながります。

いまの日本庶民は、それなりに冷静に対処しているわけで、それはそれで賢明な対応だと思いますよ。非暴力に徹した抗議運動、市民運動をしている人たちは立派です。

でも、日本の弱者、貧民、庶民を「痛めつけて」格差を拡大させ、階級社会を作り上げようとしている政・財・官といった日本の支配層はひどい。弱者を痛めつけていれば「国がよくなる」みたいなレトリックまで使ってね。

そんなことをして国がよくなるわけないじゃないですか。むしろ逆ですよ。

このあいだ書店で立ち読みした「国はなぜ衰退するのか」という本に、「国が衰退するのは自然に衰退するのではなくて、支配層が国民を収奪して食い尽くすから衰退するのだ」というようなことが書かれていましたが、まさにそのとおりだと思いますよ。この本、いずれ読みたいと思っています)

日本の凋落(ちょうらく)=先進国からの脱落、が世界でささやかれているらしいですが、当然だと思います。