何のために生きている?

と問われれば、もっと幸せな人間社会が見たいから

それでも春は来る

んだよねえ。な~んにもしなくてもね(笑)

‘競争だー’ 格差だー’ もっと働けー’ ‘役立たずは早く死ねー’ なんて騒いであれこれと差別をつけたりしているのは人間社会だけで、貧乏人にも金持ちにも子どもにも年よりにも春は平等にやってきてくれます。

平等なもんですわ、自然というものは。あるのは「運」だけ。

ここまで生きて思った、というか気がついたのは、人間の不幸の大部分は「格差」「差別」から来るものがほとんどだ、ということですな。人間社会、平等であればあるほどそこで暮らす人間は幸せです。

でも、そうはならないようになっている。いつからですかな?こんなぎすぎすした不平等社会になったのは?

近・現代社会はとくにむごい。

そして、ニッポンは近年、急激に「格差」を拡大し、「差別化」をはかっているようなのです。

→ アベノミクスの3年間(2012年~2015年)の結果、貯蓄ゼロは466万世帯増。金融資産1億円以上の富裕層は1.9倍増、超富裕層40人の資産は日本全世帯の半数以上(53%)の資産合計と同じ。(editorさんのブログより)

→ 格差・貧困に背を向けた結果、日本は「階級社会」に突入していた。今日の日本社会が、アンダークラス(下層階級)に苛烈(かれつ)な境遇(きょうぐう)をおしつける階級社会 ~・・・(gendai.ismediaさんのブログより)

と、こういう状況のようです。

なるほど、多くの日本人の表情が暗く沈んで不機嫌そうに見えるのも当然ですよ。

日本はもう1%の富裕層と99%の庶民層が「ぶつかる」接点もないほどの階級社会なのだとか。

だから、庶民同士がたがいにツノをつきあわせ憎みあうばかり。庶民が庶民を苦しめているわけではないんですけどね。でも、それが「現実」。日本の悲しい光景です。