何のために生きている?

と問われれば、もっと幸せな人間社会が見たいから

ニッポンの年金ってどうなんでしょう?

年金をもらう年齢になって、あらためて現実のきびしさを思い知らされる、というのも、いやはやなんともはや、と自己嫌悪ぎみで、口にするのも恥ずかしいのですが、やっぱりキビシイのはキビシー!

国の社会保障費のうち約44%を年金が占めるという、この恵まれた?社会保障大国?ニッポンでわたしはいったい何を叫んでいるのでしょう?

ということで、「世界に冠たる社会保障大国=ニッポン」(安倍首相・談)の年金における世界での「地位」をネットで見てみました。

この年金の国際比較で定評があるのがマーサ社の公表している「グローバル年金指数」だとかで、さっそく見てみると、日本は世界で1位?それとも2位?え?

なんとわが日本は7段階のランク付けのうち、下から2番目。そしてそのブービーランク仲間のインドネシア、中国、韓国、インドのうち、日本より下の国はインドだけではないですか?しかも、最下位ランクは「該当国なし」。

つまり、日本は調査対象国24カ国中下から二番目の23位ということになっていました。

これは2015年の調査。

ところが、次の年の2016年には日本はインドにも抜かされていました!これで最下位か?と思いきや、なんと調査対象国が27カ国に増やされていて、日本は26位。またも最下位をのがれていたのです。この年の最下位はアルゼンチンでした。

アルゼンチンといえば、右派政権が国民の80%が反対していたという年金改革を断行。去年から今年にかけて反対運動で大変な混乱になっているようですが、日本のマスコミではあまり報道されませんね。

こういう外国で公表された「国際比較」などを見ると、日本の厳しい現実を嘆くわたしも「世界標準」では、必ずしも‘ヘンなおじさん’ではないようで、少し安心しました(ほっ・・・)